青少年育成セミナーに参加して

ロータリークラブでは7月1日から新年度が始まるが、私は今年度新世代委員会を任され活動することになった。
今日は岐阜県、三重県の各クラブの委員長のセミナーが、津市総合文化センターで行われたので参加してきた。

冒頭に、資料「キャリア教育の推進に向けて(平成17年5月・文部科学省)」の説明が行われた。
その後、津南ロータリークラブが実践発表をされた。
事業内容は、地域の中学生に対し地域の環境問題を青少年育成のツールとして活用され、市の教育行政から高評価を得、環境行政までも巻き込んだというものであった。

発表者の、
「今の青少年は何を考えているのか全く理解し難い、自分勝手である、共に生きるという思いが欠落しているなど、悪い評価をされがちだが、考えてみるに我々大人が造ってきた社会環境が、彼らをそのようにしてしまったのだという反省が先ずは必要ではないか、事業を通して中学生と面と向かって話し合い分かったことだが、彼らは本当に純粋だし、素晴らしい考えもしっかり持っている、そんな事実を知り、それを引き出す事は我々大人の責任である」
との発言に大きな感動を覚えると同時に、委員会に課せられた使命と委員長の責任を痛感した。