布田保之助翁に学ぶ

会社の慰安旅行で、6/17.18の2日間熊本県へ行ってきた。

矢部町にある通潤橋は今から150年前、
「白糸台地になんとしても水をもたらしたい」との強い思いに
突き動かされた一人の惣庄屋、布田保之助翁と石工たち、
そしてたくさんの村人たちがその力を結集し、完成させた橋であるらしい。
竣工通水時に、翁は白装束に短刀を持って臨んだと説明を受けた。
「通水に失敗したら、切腹してその責任を取る」
正に命を懸けて取り組んだ事業であったことが伺われる。

布田保之助翁の銅像と碑があったので写真に収めてきた。

「勤勉」「勤労」はよく聞く言葉だが
「自治」は、あまり教訓として聞いたことが無かった。
考えてみるに、自分たちの幸せは他人任せにせず
自らが志を同じくする者と力を合わせ実現するものなのだと
改めて思った。