「塗り替えは、早ければ早いほど良い」はウソ

「早め早めののお手入れが、長持ちの秘訣です」
と言うことは、結構いろんな物事にいえることで
常識の一つになっていますね。
しかし早すぎるために折角費用をかけても良くないことが
塗り替えでは間々あります。


写真は、カラートタンがまだ新しいうちに塗り替えたことによる不具合です。
それは下地のカラートタンの塗装の表面が、ほとんど劣化していないため
塗り替えの塗料の足掛かりにならず、密着不良を起こして
剥がれてしまったのです。
下地が劣化していなくても密着を良くする方法は勿論ありますが、
それなりの素地調整費がかかってしまいますから余分な支出と
なってしまいます。
イメージチェンジが目的で無いならば、
「塗り替えは早いことに、こしたことは無い」
と言うのは常識のウソで、
節約どころか費用や資源の無駄遣いになってしまうのです。