コンクリートのヒビ割れ補修に新技術!?

以前NHKのサイエンスZEROでも紹介されていたウルトラファインバブル(とても細かい泡)が、コンクリートのヒビ割れ補修にも研究が進められているようです。

現在はエポキシ樹脂の注入が主流ですが、新技術は水に細かなCO2の泡を混ぜひび割れに吹き付けるだけヒビ割れが詰まりしかも安定化するという優れもの。

作用メカニズムについて記述してある記事「アルケミストは考えた」を見つけたので次に引用します。

日本経済新聞 8月12日

微小気泡に脚光 東大、インフラ補修に応用

東京大学の北垣亮馬講師は老朽化したコンクリートの亀裂を補修する技術を研究する。
CO2が入った記法を含む水を亀裂にかけると、泡がはじけてCO2を放ち、コンクリート中の水酸化カルシウムを炭酸カルシウムに変える。炭酸カルシウムは貝やサンゴの成分だ。ビルや橋などの壁面位泡を含む水を吹き付けると、傷がかさぶたのように固まっていく。