ウッドデッキのメンテ ステンレスの意外な落とし穴

ウッドデッキは1~3年毎に塗り替えが必要です。それにはキシラデコールやバトンそしてノンロットなどを用いますが、そもそもそのような浸透性木部保護剤は、塗料の組成上 耐候性はさほど長くは期待できないものなのです。

また、デッキ材の固定にステンレスのクギやネジクギが使われていることが多く、そのような場合クギが浮きデッキ材がグラついていることも多いです。

ステンレスは錆びないことが特長なのですが、錆びるという体積膨張がないために「木」が乾燥し痩せて穴が広がると、固定が不安定になってしまうのです。

一方「鉄クギ」は錆により体積が膨張し、固定が長くしっかりできるという利点があるのです。 (ボルトナットで固定ならステンレス製が良い)

ですから、ウッドデッキなど外部の木部固定には「鉄クギ」を使用し、早目のお手入れが好ましいのです。

写真のクギはステンレス製です。