一般には亜鉛めっきが劣化したり、めっき面の表面にキズがついたりすると
塗料での補修はなかなか難しいとされています。
それは亜鉛めっき面には元々塗料が付着しにくからなのです。
それで密着を良くするために「エポキシ系プライマー」を下塗りとして使用し
その上に仕上げ塗料を塗ると言うのが常識となっています。
しかし工場生産の塗装と異なり、現場施工では環境、塗装精度の問題が多くあり
年数が経過すると、花咲き現象を引き起こすことが多々あります。
美粧性を無視できるところなら(住宅では樋受金物など)鉄面に直接、
または、劣化した亜鉛めっき面に直接塗るだけで、亜鉛めっきの性能を発揮します。
艶のある溶融亜鉛めっき面には「ローバルシルバー」の使用が望ましいです。