安全も大切な塗装品質の一つ

お客様から塗装工事の注文を頂き、最初に行う事の一つに〔安全対策〕があります。
〔安全対策〕は、工事を行う作業者だけに関係のある事のように思われがちですが、塗り替え工事の場合は、その建物を生活や仕事で使っておられる方、また隣家・周囲の方など皆さんにも影響を及ぼす事なので十分に注意を払っています。
 又、折角建物が美しくしなって気分良くリフレッシュしようと思っておられるのに、そこで怪我をする人が出ては最悪です。

そんなわけで、私たちが安全に工事を行うために基本としている事があります。
それは〔ハインリッヒの法則〕と言う原理原則です。
〔ハインリッヒの法則〕とは、1941年にアメリカの損害保険会社に勤めるハインリッヒが、事故や災害について調査・分析した結果、確立された法則です。内容は、

  • 1件の重大な事故の裏には29件のかすり傷程度の軽い事故がある。
  • さらにその後ろには、ヒヤリとしたりハッとして冷や汗が流れる様な事が300件潜んでいる。

というものです。
ですから無事、工事を終えるためには、「ヒヤリ」とか「ハッ」とした事を無くせば良いという事になります。

私たちは「ヒヤッ」とした事や「ハッ」とした事を全員で出し合い、気づき、対策を立て、それをみんなで共有するという事を大切にしています。
 そんな全ての活動は、工事を依頼して下さったお客様が、気持ち良く完成・引渡しを迎えられるためにあります。

「安全」と言う「品質」も大切な品質の一つです。