屋根の塗り替え〔調査、下地調整〕編-岐阜県美濃市住宅

屋根の中で塗り替えを多く行う種類に、カラーベストコロニアルと呼ばれる
屋根材があります。カラーベストコロニアルとは商品名で、化粧スレートとい
うものに分類されます。

化粧スレートは軽量で低コストの為に施工件数が伸びた商品です。しかし
日本瓦や陶器瓦と異なり、色落ち、縮み、ひび割れ、苔が生えるなどの状況
が起こり10年~15年程で塗り替えが必要となります。

塗り替えの依頼があり、屋根材がカラーベストコロニアルの場合は以下の
ような現状調査を行い、下地に対する調整(素地ごしらえ)を行います。
1.色落ち(表層の劣化具合)
2.ひび割れ(雨漏りの原因)
3.苔や藻類の発生(これがあるとハガレの原因になる)
4.現場での塗り替えの有無(下地調整の方法・塗料の選択のため)

2月下旬から岐阜県美濃市で住宅外部の塗り替え工事を行っているK様
宅も、屋根材はカラーベストコロニアルです。調査の結果は
〔1.色落ち〕と〔3.苔や藻類の発生(↓写真の黄色い斑点状のもの)〕でした。

苔や藻類などの付着物は、高圧洗浄機と呼ばれる機械で水洗いをします。
この機械で洗うと苔なども綺麗に落ちます。
↓写真は高圧水洗浄を行っている様子

下地が綺麗になったら良く乾かし、いよいよ塗装開始です。