9月10日より岐阜市上川手T様宅の塀壁の復元補修工事を始めました。
この塀は鉄筋コンクリートの丈夫な造りで、仕上げはコンクリートの風合いを生かした打ち放し仕上でした。
どんなものでも遅いか早いかの違いこそあれ、風化・劣化は起きるのですが、特に塀は傷みが早く訪れます。更にT様宅は笠木の一定個所から雨水が流れる状況だったので、その部分のコンクリートが削られた状態になっていました。
復元補修方法は、
1.削れた箇所の窪みに専用補修材で充填を行いを行なう。
2.全体に特殊な材料で着色しながら復元のための補修を行う。
(この工種が熟練と感性を必要とする技能です)
3.最後にコンクリート用の撥水材を塗装し完成。