塗り替えの目安-チョーキング
Posted at 07/05/23 PermaLink» Comment(2)» Trackback(0)»
塗装してある塗料が、塗り替えの時期なのかどうかを判断する一つの目安として
チョーキングの有無による診断があります。
(塗装面を手のひらで擦って白いものが手に付いてくるかどうかを調べます。)
塗料は、大まかに言えば樹脂(アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッソ系等)と、
顔料を練り合わせたものです。
チョーキングとは、塗料の樹脂が主に紫外線で劣化し、顔料のみが塗装の表面に
現われてしまっている状態です。
しかし、いくらチョーキングしていても、塗装の厚みが規定通りあれば
すぐに塗り替えが必要とは一概に言えません。
(この診断方法はあくまでも塗装の表面の状態をチェックするものですから、
十分な診断方法ではありません)
塗装の耐久性は、樹脂の耐候性能と、塗装の厚みが大きく関係します。
「塗付量の重要性」
をしっかり認識し、そのように確実に作業する
「施工管理」
が、とても大切なことなのです。
"塗り替えの目安-チョーキング"へのコメント
CommentData » Posted by けんちゃん at 07/05/24
お化粧の圧塗りと一緒で、厚く塗りすぎると樹脂の引っ張り力が強くなりすぎて返ってクラックが発生したりしませんか?下地基材との伸縮率の調整も欠かせないと思います。
業界は違うけど毎日試験の連続です。
CommentData » Posted by NET担当 at 07/05/24
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り一度に厚塗りをしますと、表層にひび割れが発生する確率は高いですし
そのような施工はよくはありません。
あくまで塗料メーカーの仕様書の塗付量と塗替回数を守った上で、更に追加塗付する
ということです。
下地とのマッチングにつきましても、塗り替えは新規塗装と異なり、既存塗膜の種類と
劣化の程度い、基材との密着度合など様々な状況を、そして何よりも工事を依頼された
方の思いを考慮し、塗料の選定と仕様の決定にはいつも神経を尖らせるところです。
この「塗り替え情報」は業務を通し経験し、知ったことが基礎となっております。
記述内容にご不明点、あるいは間違いがございましたらご指摘いただけると幸いです。